ペチュニアが初心者向けなのは知ってるけど、モリモリお花が咲いてこない。どうして?
そんな風に思ったことはないですか?
ベランダガーデンを適当に始めた私ですが、それなりにペチュニアを育てられるようになってきました。
どうせなら、ベランダのお花が鉢いっぱいに咲いてくれた方が誰だって嬉しいですよね。
今回は、初心者なりにやってみてわかったことやコツなどをお伝えしたいと思います。
これを読み終わる頃には、今まで何とな~くペチュニアを育てていた方も、全くの初心者さんも、モリモリお花を咲かせることができるかも!
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
「摘芯(てきしん)」と「切り戻し」は何のため? どう違う?

ペチュニアは初心者向けなのに、モリモリお花が咲いてこない。
それは「摘芯(てきしん)」と「切り戻し」をしていないからです。
摘芯と切り戻しをすれば、ペチュニアはたくさんのお花を咲かせてくれますよ。
初心者さんにわかりやすいように、超簡単にご説明しますね。
摘芯(てきしん)とは。
目的は、枝数を増やすため。これで株にボリュームが出て花数が増える。
切る場所は、茎の先端、成長点です。
脇芽が出ている部分の上をカットするのが理想ですが、ペチュニアの場合はあまり神経質にならなくてもOKです。
切り戻しとは。
目的は、一通り咲き終わったお花を、また再びたくさん咲かせるため。株の再生作業。
切る場所は、鉢から飛び出している部分。もしくは元の株の半分~3分の2が残るように、株全体を切って形を整えます。
「摘芯」と「切り戻し」、何が違うのか?
超簡潔に言います。
摘芯 →苗が小さい時にする。
切り戻し →お花が一通り咲き終わった時にする。
この違いです。簡潔すぎる?w
でも初心者さんにはこれぐらいがわかりやすい。何も難しいことはありません!
これだけ押さえたらOK!初心者のための「摘芯」「切り戻し」時期やコツ

摘芯や切り戻しがどういうことかは何となくわかりました。
でもあんまり難しいことはできない。面倒くさい。暇がない。
初心者ができる、とにかくこれだけやっておけば何とかなる、そういう風なのを教えて!
はい、了解しました。
2つだけ!
とにかく以下の2つだけ頭に入れてやれば、お花をモリモリ咲かせる近道になります。
植え付け時1回。ひとまわり大きくなったら1回。合計2回摘芯する。
植え付ける時期にもよりますが、とにかく
- 植え付ける時に1回
- 植え付け後、ひとまわり株が大きくなったら(2週間くらい?)、もう1回
合計2回摘芯する。これでもう合格。
もし2回目ができなくても、植え付け時だけは必ず摘芯しましょう。それだけでも上出来です!
梅雨直前に切り戻しする。それが無理なら、お花が一通り咲き終わってから切り戻しする。
梅雨前に一度切り戻しをするのは病気になって枯れるのを防ぐためですが、満開の時やまだお花も少ししか咲いてない時は、切るのはちょっとなーと悩むと思います。
これは正直、もうその人の性格というか、どっちでもいいというか、自分で決めていいと私は思います。
なぜかというと、私は切り戻しをしすぎて満開の時期をあまり楽しめてない派だと自分で思うんですよね。
だからもういっそのことそのままスルーでもいい。その方が満開の時期を存分に楽しめるのではないかと思うんです。
でもひとつだけ覚えておいて欲しいことは、梅雨直前に切り戻ししなかった場合、その後お花が一通り咲き終わったら、その時に必ず切り戻しをすること。
あの~、お花が一通り咲き終わったかどうか、それすらもあまりよくわからないんですが、という場合。
うん、初心者ですもの、わかる。あるある。
そういう人はこう考えてください。
株が全体的に間延びしてきて乱れてきてたり、葉っぱも株元が少なくなってきてたり、要は汚くなってきてたら、それが切り戻しのタイミングです。
この切り戻しでもう一度お花を楽しめますので、これだけはやってみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回はペチュニアの摘芯と切り戻しについてお話ししました。
私も、生まれて初めて摘芯と切り戻しをしたのがペチュニアでした。
ペチュニアのお花をモリモリ咲かせるには、摘芯と切り戻しが必要です。
特に摘芯は、苗が小さい時にしかできないので、初心者さんにもぜひやってみて欲しいです。
切り戻しはもう一度お花を楽しむためにする作業ですので、これで満開を2度楽しめるなら、やってみない手はないですね。
ぜひ初心者さんもペチュニアのお花をモリモリ咲かせて、楽しんで下さい!
今度は挿し芽のお話をしたいと思います。
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