ふとした時に、とんでもないものを見つけてしまった・・・!
どんな分野のことでもいいんですがそんな経験をした方、いらっしゃいますか?
実は私・・・見つけてしまったんです。
しかもお花で♡
第二の青春を見つけてしまいました。 ←いやほんと
それは「ブリコラージュフラワー」というものです。
今回はこの「ブリコラージュフラワー」についてお話ししたいと思います!
これを読み終わる頃には、ブリコラージュフラワーについてすでにご存知の方も、初めて聞いたわという方も、ブリコラージュフラワーの魅力を身近に感じていただけたら嬉しいです!
ぜひ最後までお付き合い下さいね。
ブリコラージュフラワーって何?
▶︎ブリコラージュフラワーを知ったきっかけ
そもそもなぜ私がブリコラージュフラワーを知ったのか。
それはこのベランダガーデン.comを書き始めたことが、まず大きかったと思います。
記事を書くときに色々調べたり脱線したりするわけですが(笑)、パンジービオラの育種について、育種家の方っていったい全国にどれぐらいいらっしゃるんだろう?と調べたことがきっかけでした。
たくさんの育種家さんの中の、「秋田緑化農園」さん。
(昨年初めて秋田緑化農園さんのパンジー「多摩の椛(もみじ)」を購入しました)
秋田緑化農園 → タネニハ → ブリコラージュフラワー
・・・ん?
えっと、・・ブリ・・ブリコラー・・・なんだっけ?
みたいな。w
▶︎ブリコラージュフラワーとは
ブリコラージュフラワーとは、ギャザリングという寄せ植えの技法を用いて、自分の好きな植物を集めて自分らしく作る、根つきの植物の寄せ植えのことです。
そして土に植えるのではなく、「ベラボン」というアク抜きされたヤシノミチップに植えます。
私の先生、アトリエ華もみじの小森妙華先生 が今たくさんの人に広げようとしている、このブリコラージュフラワー。
小森先生は特にカゴに植えることににこだわっています。
それがほんと、カゴに植えると可愛いんだな〜これが。
野原の一部を切り取ってカゴに入れたような、そんな心地よくて、懐かしいけど新しいナチュラルさがあります。
ブリコラージュフラワーの考えは、
・土をほぐし根っこをほぐして、心をほぐすこと。
・自分が楽しいと思う気持ち、可愛い、好きだと思う気持ちを大切に、自分らしい寄せ植えを作ること。
自分の中で衝撃が走りましたね。。。
や、や、やってみたいーーっ!!!
で、自分の家から一番近いブリコラージュフラワーを体験できるところは一体どこやーっ?!と調べ、早速2日後に体験レッスンへ。←早
その体験レッスンが小森先生のお弟子さんの、アトリエajisai 松本先生 のところだったわけです♡
ブリコラージュフラワーの魅力、寄せ植えとの違い。
▶︎ブリコラージュフラワーを初体験!
ベランダガーデン歴8年の私、多少のお花の知識と寄せ植えはできますが、初のブリコラージュフラワーということでドッキドキ。
で、ここでまた衝撃を受けるわけです。
やばい!
楽しい!
今までこんなの、したことない!
冗談ぬきで、子供の頃みたいに楽しいんですよ!
こんないい大人になって、自分が一人ですることの中で、こんなに楽しいと思ったことなかった!
結婚してからずっと本当に自分は後回しで、一人の楽しい時間って無かったから。
だからもうこれは私の第二の青春来たな、とやってる最中に思いました。w
▶︎ブリコラージュフラワーの魅力、寄せ植えとの違い
寄せ植えとは全く別物
はっきり言って、今までやってた寄せ植えとは全くの別物でした。
本当に衝撃!!
今までのはいったい何だったの?!
本当にブーケみたいに根っこがついてる植物を束ねて植えることができるんです。
しかも一番衝撃だったのは、性質の違うものも一緒に束ねて植えてしまう。
園芸では根鉢をくずしてはいけないとされるものも、根鉢をくずし土をほぐして一緒に。
乾燥が好き、お水が好き、性質の違う植物も一緒に。
球根や観葉植物も一緒に。
園芸でタブーとされてることの連発ですよ?!w
虫がついたり病気になってしまってうまく育てられなかったお花も、上級者すぎて手が出せなかったお花も、ベランダでは無理だと諦めてたお花も・・・これなら触れる!!!
すっごい、目からウロコでした。
根鉢、根っこをほぐすことで花束みたいに束ねることができる
それが、とにかく可愛いんです。
寄せ植えって、マス(かたまり)の組み合わせなので、一鉢にドンッドンッドンッ!て感じで植えるじゃないですか。笑
それが前からなんかしっくりこなかったというか、スマートじゃないというか、自分の腕前が下手なのもあって、何か納得いかなかったんですよね。
それが、このブリコラージュフラワーは、根鉢を落とすと根っこ部分がスレンダーになるから、いろんな植物同士を束ねることができるんですよ!
(ギャザリングという技法です)
衝撃でした、ほんと。
今までの寄せ植えとは違い、ブーケみたいに細かく植物たちを混ぜ込んで植えることができるんですもんね。
好きな苗を選ぶ楽しさ
これが一番かもしれない。w
ブリコラージュフラワーの楽しさ、まさに醍醐味。
使う花材があらかじめ決まっていません。
自分で自由に考えれるんです、自分の好きな組み合わせを。
あれと合わせたい!
これも可愛い!
いやそうするとこれも入れたいな
じゃあこれやめて、あっちのにしようか
とか。
くみあわせを考えながら、あれこれ妄想できる楽しさ!
うきうきわくわくしながら、自分の好きな花材を選べる!
ずっと没頭してたい〜〜♡ ←これね
自分だけの楽しい時間がここにあります。
まさに至福のひととき!
こうしなきゃいけないという縛りがない、自分らしい作品を作れる満足感
決まりがないんですよ、とにかく。
最初にギャザリングという技法について、そして基本の作り方を先生が伝えてくれます。
あとは、「さあやってみて!」と。w
もちろん最初は戸惑いますが(笑)、すぐに没頭できます。
自分がこれ可愛い!と思ったように、自分がいいと思うようにお花やリーフを束ね、植えこんでいきます。
先生は、それが一番大事だよ。
と。
出来上がったら、先生は絶対にダメ出ししません。
これはもうちょっとこっちとか、そういうのも全くなし。
かわいいね〜〜!
この組み合わせすっごくいいね〜!
って。
なんせ自分が可愛いと思って植え込んでるから、この言葉を先生からかけてもらったときの嬉しさというか、満足感というか。。。
たまりませんっ!!!笑
▶︎レッスンに通ってから気づいたこと
寄せ植えの癖がなかなか抜けない
なんかね、やり始めのころはお花とお花を混ぜようと思ってもうまく混ざらないんですよね〜。
隣に置いちゃう、添えちゃう、みたいなね。w
その時は自分では混ぜれてるつもりなんだけど。w
出来上がって数日経過し改めて見てみると、ん?あれ?混ぜたはずなのに・・混ざってない?的な。w
これを何回も何回も繰り返してやっと、ブリコラージュフラワーになってく。
そんなふうに感じました。
お花のもちは、通常の寄せ植えとフラワーアレンジメントの中間
普通の寄せ植えは、植えたあとの育てる楽しみがそのシーズンもしくは毎年続くわけですが、ブリコラージュフラワーはやっぱりそうはいきません。
目安は1ヶ月〜1ヶ月半、もって3ヶ月(冬場に限る)かなーと思います。
なので感覚的には、「お外に置いて楽しむ、フラワーアレンジメントのロングバージョン」って感じですかね。
あと春夏は特にですが、ガーデニング同様、虫がついたり病気になったり枯れたり、ふつーにします。
管理は基本お外なので。
ブリコラージュフラワーが少しずつ成長していくのを日々愛でたあと、乱れてきたり一部枯れたりしてきたら、解体します。
その時、生きている子はまたお庭や鉢に植えて再生してあげるといいですよね♡
私はベランダで今まで土の処理に困っていたので、この解体したときのベラボンを土と1:1もしくは1:2で混ぜてガーデニング用に使っています。
もちろんベラボンを次のブリコラージュフラワー用に再利用で使ってもぜんぜん大丈夫ですよ!
最後に。
いかがでしたか?
今回は私が出会って沼にハマってしまった、ブリコラージュフラワーについてお話ししました。
ブリコラージュフラワーは、根っこのついた自分の好きな植物を寄せ集めて新しいものをつくる、寄せ植えの新しいかたち♡
お花好きな人が一度体験すれば、私のように沼にハマってしまうかも?!w
ブリコラージュフラワーはいま 全国各地に広がっていて 、体験教室やレッスンを受けることができますよ!
よかったらぜひ体験してみてくださいね♡
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