自然災害や緊急事態、もう何が起こっても不思議ではないように思えてきた今日この頃。
大地震も近い将来起きると予測されていますが、大切なペットのために、なにか日ごろから非常用に備えておられますか?
我が家は5年前から猫を飼っています。
ひとりっ子の息子にとっては兄弟のような、大事な家族の一員です。
その大事な家族の一員が、自然災害の時に行方不明になったら・・・。
考えるだけでも怖いですよね。
今回は、そんな非常時に役立つかもしれないペットタグ(ネームタグ、迷子札)についてお話したいと思います。
これを読み終わったら、気にはなりながらずっと後回しにしていた方も、ペットタグ準備しておかなくちゃ!と思えるはず。
そしてペット用品が、実は人間にも非常時に役立つことを発見できるでしょう。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
大切な家族の一員だから。いざという時のために、ペットタグを。

自然災害などの予期せぬ非常時に、ペットが家から飛び出してしまっていなくなったらどうしますか?
もしそうなった時どうなるか、普段考えたことがありますか?
▶︎家族とはぐれてしまったとき用の、ペットタグ。
人間のことがまず第一で、家族の備えは日頃から準備できていても、なかなかペットの準備までは手が回っていない方も多いと思います。
その準備のなかで、私がぜひおすすめしたいのは、ペットタグ(迷子札)です。
非常時はパニックになり、まず自分たち人間ばかりに気が行って、ペットがその次になってしまうことは当然のことかもしれません。
そうです、予期せぬ非常時は、ペットに注意や手が回らない可能性がありますよね。
緊急事態が起きた時、ペットがびっくりして本能的に逃げ出したり、家から飛び出してしまうこともあると思います。
咄嗟に人間と同じように、ペットも同時に守れるとは限らないのです。
家族と離れ離れになってしまった犬や猫ちゃん、もし幸運にも誰かに保護していただいたとしても、我々に連絡してもらう手段がありません。
でもペットタグが首輪から外れずについていさえすれば、どなたからか連絡をもらうことができます。
▶︎非常時のために、普段からペットタグをつけて慣れさせておこう
中には首輪を嫌がる犬や猫ちゃんもいるかと思います。うちの猫もそうです。
でもいざというときのために、できるだけ無理なく付けて慣れておいて欲しい。
普段から付けていないと、意味がありませんもんね。
ペットタグは首輪に取り付けます。
首輪は色々なタイプがありますので、まずは首輪になれることから始めたいですね。
ペット用品は、人間の非常時にも使える!
ペットタグ(迷子札)の他にも、ペット用品には普段から備蓄できるものがありますが、その中でも人間も使える役立つものがあります。
キャットフードの他に、備蓄しておくべきものをご紹介します。
▶︎猫砂(固まるタイプ)
災害時のトイレを、猫砂とポリ袋で代用できるそうです。
- まず、地震が起きた時には下水管が破損している可能性があるので、便座にためられた水は流さないようにする。(もし流してしまって水がなくなってしまうと、下水管の臭いが部屋中に充満するので生活することが難しくなる)
- 水のたまった状態のトイレの便座の中央部の水のたまった部分の上に、大きな黒ポリ袋を一枚かぶせる。(この袋はずっとそのままの状態にするので、一度かぶせたら取り外すことはない)
- 次にこのポリ袋の上にさらにポリ袋をかぶせ、その中に猫砂を入れてセット。
- この状態で排便、あるいは排尿する。
- 終わったら猫砂を入れたポリ袋の方を外して、袋の口を縛る。
こうすると、猫砂のおかげで消臭効果もあり、尿や便も固まるので、捨てるときもコンパクトになり、災害時でもゴミの処分に困りません。
災害が起きた時に一番大変な衛生環境を保つことをひとつクリアできますね。
▶︎ペット用トイレシート
トイレシートも、猫砂と同じ要領で使用し、災害時の人間用トイレに代用できます。
密閉できるビニール袋の中にペット用トイレシートを入れて、トイレの便座やバケツなどにセットします。
成人の場合は尿の量が多くシーツに吸収しきれない場合があるので、1度に2〜3枚使用するなどして調節しましょう。
ペット用トイレシートは、尿を吸収するだけでなく防臭・抗菌効果も備わっているため、袋を閉めることで臭いを軽減させることが出来ます。
▶︎ペット用排泄物ビニール袋
非常時には、ビニール袋の口を縛って消臭対策をしても、日数などの経過により臭ってほしくないものが臭ってくる場合があります。
その場合にこのペット用排泄物専用のビニール袋があれば、本当に助かります。
実は我が家はキャンプに行く時、必ず持って行きます。(猫はお留守番ですが)
ゴミを捨ててはいけないキャンプ場があるので、ゴミを車に積んで持ち帰らなくてはいけない時、とても重宝しています。
この場合は普段の猫用サイズよりひとまわり大きいサイズの袋を使用しています。
他にも、愛猫のために備蓄しておきたい重要なものには、キャットフード、赤ちゃん用お尻拭き、ペットトイレ用消臭スプレーなど。
お尻拭きや消臭スプレーは非常時に人間も使えますね。
普段より多めにストックしておくことで、非常時のライフラインが復旧するまで、何とか買わずにしのぐことができると思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、非常時のために備えておいたほうがいいペットタグ(迷子札)や、その他のペット用品についてお話ししました。
災害時にもし愛猫が行方不明になってしまっても、ペットタグが外れてしまわない限り、また再会できる可能性がかなり高まります。
ペットタグ以外にも、猫砂やトイレシートが人間用の簡易トイレに代用できるなど、ペット用品を普段から多めに備蓄することが防災につながることもわかりました。
普段からいざという時のために備えておくことは、本当にそんなことが起こってしまったとき必ず役立ちます。
(ちなみにペット関連ではありませんが、私はコロナ禍になる以前から防災用に不織布マスクを備蓄していました。これは本当に役に立ちました。)
いざという時大切なペットを守るために、普段から備えておくものを見直し、そして準備しておいて下さいね。
今回の話はここまでです。
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